第4回 東京てら子 その2
そんなわけで、niumさんのProgression講座レポです。
今回はProgression Frameworkの開発者であるniumさんによるワークショップ形式のイベントということで、参加者が各自持参したノーパソで最新のビルドのProgressionを使い、ご用意いただいたサンプルを解説を聞きながら紐解いていくといった内容でした。
恥ずかしながら、Progressionについてはまったくの勉強不足で、「ASをあまり書かなくても、Flashサイト制作が行えるフレームワークなのかな」くらいに考えていました。イベント前日(!)に、Adobe Edge Vol.9 - Vol. 10掲載の紹介記事を試してみて、Progressionコンポーネントを配置し、プロパティを設定するだけで、ページ遷移や画像の読込みといった一連の作業を、スクリプトを書かずに行う事ができることを知り、「これは便利」と思ったものの、Progressionがクラスベースの制作手法にどう活用され、どれほど効果的なのかは未だ不明のまま。
そんな状態での参加だったので、ProgerssionがクラスベースでのFlashサイト作成においてこそ、その真価を発揮し、AS3でのFlaサイト制作の縁の下の力持ちに留まらず、自分で実装するにはなかなか気力と労力を強いられるであろうユーザビリティのケアまで行ってくれる事を知り、一気にProgression萌え度が高まりました。
Progressionの懐の深さゆえに、すべての機能を使いこなすには修練が必要そうですが、niumさん曰く「Progression 2.0では、一部の機能だけでも独立して利用することが可能」だそうで、気に入った機能だけでも取り入れていくことができる、というのも嬉しいところです。Utlilyクラス感覚で気軽に試してみてもいいのかも知れませんね。
というわけで、「Progressionはこんな感じ」ということが分かったので、後は使い込んで行くのみ。頑張らねば。
以下メモです
- 専用のパネルからProgressionプロジェクトを作成すると、ライブラリ一式を任意のディレクトリに出力してくれるよ
- その中には、Tweenerもはいってるし、SWFAdressもあるし、MacMouseWheelまで入ってるよ
- htmlのタイトルとか、flashのコンテキストメニューとかツールチップとか細かいところまで至れり尽くせりだよ
- 画面の遷移はSceneという単位で行われ、SceneはDisplayオブジェクトのようにツリー状に管理されるよ
- Sceneの移動の際、イベントが上記ツリー構造内で連鎖して発生する様は、Flashのイベントが「キャプチャーフェーズ→ターゲットフェーズ→バブリングフェーズ」で連鎖発生するみたいな感じかな?
- 実はniumさんには壮大な野望があるよ。野望が叶うと日本のFLASHerも今よりはハッピーになれるはずだよ
関連リンク

ワークショップに参加ありがとうございました!
正直なところ、間口が広すぎる上に、縁の下の力持ちすぎて表面上分かりにくい機能だらけなので、ぱっと見の紹介で分かりやすいコンポーネントタイプの解説だらけになってしまっていて、それがメインに感じられるのも無理ないと思います・・・(汗
懐の深さについては、開発者なはずの僕ですら使うごとに発見があるスルメフレームワークなので、まだまだ底が見えないです・・・。
ただその反面、デバッグ範囲が膨大すぎて 1 人で検証できる量を超越してしまっているのはけっこう不安ですね。
まずは正式リリースをして、その後はドキュメントも充実させていく予定ですので、今後ともよろしくお願いします!
先日はお世話になりました。
こちらのフォーラムで、niumさんご自身が「現在の問題点」として指摘しているように、まずはクラスベースでの制作を行っているユーザを起点に、そこから裾野を広げていこうというお考えでの、今回のセミナーだったわけですねー。うーん、見えてらっしゃる!
niumさんの野望が叶い、FLASHerという職業が尊敬の念とともに認知される日が訪ずれる事を願いつつ、僕も積極的にProgressionを使おうと思います。
今後もどうぞよろしくお願いします。